20141214
(RICOH GR)

もう、今年も残すところ2週間あまり。
やり残したことも多くあるかと思いますが、悔いのない1年で終わりたいですね。

そろそろ来年の見通しも考えていかなければいけないですが、とりあえず目先の気になったことをメモしていきます。
 


マーケット・コメント

来週は神経質な展開となりそうだ。
12月15日週の週初は、12月14日に投開票される衆議院選挙の結果を反映する相場となるか注目される。自民党単独で300議席を獲得する圧勝となれば、政権運営の安定化を好感した買いが入ると予想される。
12月8日週に日経平均は18030円の年初来高値を更新。その後は円安基調の一服から利益確定売りに押されたがメジャーSQ通過後は買い戻しが入っており、相場の底堅さが確認されたため下値不安は少ない。

12月15日週も国内外で重要指標や注目イベントが多く、内容を確かめながら一喜一憂する展開となりそうだ。
国内では、15日の12月調査日銀短観、17日の11月貿易収支、18日~19日の日銀金融政策決定会合、19日の黒田日銀総裁会見など。
海外では、15日の米11月鉱工業生産・設備稼働率、16日の中国12月HSBC製造業PMI、16日~17日のFOMC、17日のイエレンFRB議長会見、19日のユーロ圏10月経常収などが気になるところ。

参考:http://www.traders.co.jp/index.asp


今後を展望すると、日本では衆院選挙後の週明け15日に12月調査・日銀短観の発表がある。
10月末に行われた日銀の追加緩和決定以降、円安・株高が進行しており、また消費増税先送りで企業の事業計画、及び事業見通しなどが改善している。
また製造業においては、設備投資の先行指標とされる機械受注の増加基調が定着してきているほか、米国経済の回復等による輸出環境の改善が、製造業の設備投資の上方修正に繋がるか注目したい。
17日は11月貿易収支が発表される。輸出が改善しているか、輸入は原油価格の下落による影響が見られるか確認したい。
また18-19日に日銀金融政策決定会合が開催される。7-9月期GDP2次速報の下方修正や12月調査・日銀短観などを受けて、会合後の黒田日銀総裁の記者会見での発言に注目したい。

米国では15日に11月鉱工業生産、16日に11月住宅着工件数、17日に11月消費者物価指数の発表がある。景気回復が順調であるか確認したい。
16-17日にはFOMCが開催される。
FOMC後の声明で「相当な期間」との文言が変更される可能性がある。一方、原油価格の下落などを背景としたインフレ圧力の低下や、世界経済・金融市場の不安定な動きなどがある。FOMCの声明文とその後のイエレン議長の記者会見での発言に注視したい。

また中国では16日に12月HSBC版製造業PMI(購買担当者景気指数)の発表がある。11月の貿易統計で輸出入が大幅に減少しており、景気動向の分岐点となる50を維持できるか注目したい。

欧州では16日に、12月ユーロ圏製造業PMI、12月ドイツZEW景況感調査の発表がある。景気の鈍化傾向に歯止めがかかっているか確認したい。

最後にテクニカル面からの注目点を確認しておきたい。
日経平均は8日に一時18000円台を付けた後は大幅な調整となった。目先の下値メドとしては10月17日以降の上昇幅に対する30%押しの16900円処が挙げられる。
11月以降、各テクニカル指標は高水準となっていたが、今週の下落で相場の過熱感は解消されており、調整一巡後は再び戻りを試す展開となろう。

日経平均の参考レンジは16900-17800円とする。
週前半の展望 : ご祝儀買い < 世界的需給悪

先週末のCME225(3月限)が大証終値から約250円下値の17,135円で着地。
日曜の衆議院選挙の結果が市場予想通りに「自・公で317議席以上獲得」の場合には 外資勢によるご祝儀買いも期待されますが、「世界的なリスクポジションの巻き戻し基調」に抗うほどの力はないでしょう。
よって、17,100前後から17,200円台前半での軟調スタート後、水曜のFOMC通過までは局所的なリバウンド局面はあっても下値不安を残す流れが本線。

想定レンジは16,900~17,500円。

参考:http://blog.livedoor.jp/s_labo/


マーケットTips

日銀の買入れも為替介入はないので、為替の調整には日経平均株価もどうしても釣られてしまうだろう。
ただし、来年を見据えたら買い場ではないでしょうか。

週末、57ドルまで下落。日経平均、ドル円相場に続いて、原油相場も値段の調整が続いていますね。
エネルギー関連の株価には厳しい環境。さらに厳しいのは代替エネルギー関連。

ただし、エネルギー関連は長期的に見れば割安ではないかとも。

来年の見通しも考えなくてはいけないですね。
参考にさせてもらいます。


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